地上波で放送開始！「ウォーキング・デッド」とは？

ゲームでもホラーは人気がありますね。そのホラーに欠かせないゾンビがたっぷりと出てくる、大人気の海外ドラマがあるのをご存知ですか？

「ウォーキング・デッド」（原題：The Walking Dead）

※ファンの間では、英語のタイトルの頭文字を取って「TWD」と言う愛称で親しまれています。

日本でも既に大人気のドラマなので、見たことがなくても知っている人もいるのでは？
今一度、こんなにも人を惹きつける魅力をご紹介したいと思います。

ウォーキング・デッドとは？

世界の終幕を迎えた後の話で、アメリカが舞台。
あらすじは、ウォーカー（本作のゾンビの呼び名）から逃れて安住の地を探すために、
主人公たちが旅をする「サバイバル・ヒューマンドラマ」。

数字で見る人気度。

2010年、アメリカのケーブルテレビAMCにて放送開始。シーズン１の第１話は、530万人が視聴しました。
そして昨年2017年、シーズン７の第１話は、1702.9万人と初回に比べて３倍以上に！

ドラマ大国のアメリカは、数字も視聴者もとても厳しいです。たとえ出だしが良くても視聴者数が減ってしまうと、即打ち切りなんてことも日常茶飯事。規模が大きすぎて想像しにくいですが、視聴者が３倍以上に増えるということは、いかに人気で周りに認められているドラマだと言うことがわかります。

応援したくなる、人間味のあるキャラクターたち。

主人公リック。彼を語らずしては、このドラマは成り立ちません。
保安官の仕事をしていたため、真面目で正義感のあるキャラクター。登場当初は、銃の扱いやサバイバル能力も高かったのでかっこ良かったのですが、、規律のない世界で旅をして人を失っていくことによって、感情的で横暴な面が目立つようになってきます。

ただかっこ良いだけではなく、欠点もある彼の姿を見て親近感が湧いてしまう人も少なくはないはず？
リックだけではなく、身近に居そうな気の弱そうな若者、老人、子供が切磋琢磨して大成長を遂げていく姿も大変見もので、毎回応援せずにはいられなくなってしまいます。
※ダリルがドラマで死んだら暴動が起きるんじゃないか？といわれています。

声を出さずにはいられない、ストーリー展開。

最初は面白かったのに、中だるみしてしまい途中から見なくなってしまう。そんな経験ありませんか？
ウォーキング・デッドは、飽きないように視聴者を安心させて、一気に奈落の底に突き落とす展開が山ほどあります。あれだけバリケードを張って安全を確保したのにウォーカーに襲われてしまったり、やっと見つけた安住の地で生活が始まったっという時に抗争が始まったり、常に何が起きるかわからないので飽きてしまうなんて心配はないですね！

ウォーカーを超える最大の恐怖とは。

ルールが突如無くなった世界で、自力で生活しろと言われたら貴方ならどうしますか？

例えば、お腹が空いてスーパーに食料を盗みに行くとします。同じ考えの人達が同時にスーパーに向かったら何が起きるか想像がつきますよね？そして相手が武器を持っていれば、あっという間に力関係も生まれますし、身を守るためには嘘も必要になってきます。他にも縄張り争い、拷問、言うことを聞かなければ殺せば良い、そう言う考えが当たり前の世界ほど怖いものはないと、このドラマを見ると実感します。
本当に恐ろしいのは生きた人間なのかもしれません。

盛り上げ役のウォーカー。

ヒューマンドラマの視点で魅力を語ってきましたが、ウォーカーももちろん大活躍しています！
１体だけプラプラと歩いていたり、群衆で襲ってきたりと出会いのシチュエーションは様々。特に油断している時にこそ、ウォーカーが話を盛り上げてくれます。

容姿も一見同じように見えますが、よく見ると洋服や見た目が少しずつ変化しています。シーズンの序盤では、割と小綺麗なウォーカーが多いのですが、話が進む毎に腐敗が進み、内臓が見えて骨がボロボロなウォーカーも出てきます。

他にも、是非とも注目してもらいたいのが、人間が身を守るための武器としてウォーカーの活用している所です。食料が積まれていそうなトラックの中にウォーカーを詰め込んで罠を仕掛けたり、鎖で繋げたウォーカーを通り道に並べて塞いだりと様々な活用方法が出てきます。生活していくためにウォーカーを利用するとは、人間の知恵を感じます。そしてやはり人間って怖いですね。